About Roasting Coffee
焙煎士はそれぞれ「いいコーヒーとはどんな味なのか」について独自の哲学や解釈を持っています。 私達の目標は、焙煎するときにそのコーヒーそれぞれの良さや 、自然な甘さと複雑さを際立たしていくことです。またそのコーヒーの産地の特徴や関った人々の声を届けることを目指しています。
私達の焙煎方法は、日本での一般的な深煎りの方法ではなく、浅煎りなものが多くなっています。
普段、私たちは業務用のドラム式ロースターを使いながら手作業で焙煎しています。この作業は実際に手を動かす工程となり、その間は常に全ての感覚を使ってコーヒー豆の変化をじっくり観察し、熱量を管理しています。
また焙煎中に、状況を正しく把握できるようにソフトウェアを使いながら細かいデータを集めて、焙煎機内の温度の違いなどを記録しています。そうすることで、毎回その時のベストなコーヒー豆の味を引き出すことができます。また、改善点を見つけて次のステップに進むことができます。
コーヒーの焙煎方法をしっかりとマスターしていくのは長いみちのりであり、簡単な事ではありません。しかし私達にとってはとても楽しくやりがいのあることです。焙煎するたびに新たな気付きを得て学んでいく事ができるので、私達の成長とともにコーヒーもおいしくなっていくことでしょう。